地震に意外と強いとされる木造の家、



都心近郊の私鉄沿線の主要駅から5kmほどのところに土地を購入し、念願の新築の木造住宅を建築する事のなりました。 生まれた所や育ったところは、田舎で親代々が住んでいる所でもあり、そこは当然ながら昔の木造の純然たる和風の家でした。 その為も有って新規に家を建てるとなると、やはり日本式の木造建築が恋しくなるようです。



そうはいうものの、建築する際に始めに一番に基本となるのはやはり建物の様式で、旧来の日本的な木造建築にするか、或いは最近ではよく見られる洋風的なモダンな簡易建築にするか、又、建築の特性を活かした耐震性のある、とあるメーカーの軽量鉄骨製などにするか、等などこれら建築手法によって建築メーカーなども自ずと決まってしまい、検討の対象にはしました。



ところで最近頻発している地震についても気になりましてその耐震性という点ですが、木造建築の特徴の一つに地震に弱いと考えられています。 ところが、本来の木造の建物は他の構造建築に比べて軽くて、靭やかで地震によって生じる力は小さく、結果として地震には強いとされる研究報告もあります。 木造が壊れやすいのは、土台部分や基礎部分が腐食しているか、虫による食害の影響で強度が弱くなり、それらの結果として地震による倒壊が起きるとされているようです。